右目の手術
am11時から絶食、絶飲。
午前の病棟担当医の診察のとき、気になることはありますか?って聞いてくれたから、念のため、ケロイドの事を言った。
首や頬の傷を見せたら、ちょっと悩んでる感じだった。
あとで院長と相談しましょう、と言われて部屋に戻る。
ちゃんとケロイドの事伝わってなかったのかな??これ以上、傷が増えるのは本当にいやだ。
13時 夫、義母来る。
病衣に着替えて待機。
14時院長の診察。
1.目尻側を切って縫うと、ケロイドの跡がのこる。でも確実に目は5ミリ引っ込む。
2.目頭と目尻側の白目の粘膜からのアプローチだと傷跡は残らない。ただ、2〜3ミリしか引っ込まない予想。
3.上記二つは眼科式減圧術。最後は耳鼻科式減圧術。歯茎からのアプローチ。これだと傷跡は残らず、5ミリ引っ込められる。
すごく悩んだ。
2の方法でいきましょう、と結論が出たけど、なんか腑に落ちない…。
部屋に戻ってモンモンとしていたら、看護師さんが納得されましたか?って追いかけてきてくれて、もう一度院長と相談することに。
そこで、3の場合は
二重に見える複視を引き起こす可能性が高い。という後遺症がある事をきいた。
それならリスクを考えて、やっぱり2の方法で…。もし引っ込み具合が少なければ、また日を置いて同じ手術もできるし、なにより傷跡も残らない。
看護師さんがおいかけてきてくれてよかった。
ケロイドのせいで、5ミリ引っ込まないのは悔しいけど。しかたない。
それからバタバタと、オムツに履き替えて、目を冷やして、いよいよ手術の準備。
エレベーター前まで歩いていき、ストレッチャーに横になる。
髪の毛をネットでまとめて、横になったままエレベーターへ。
そしてそのまま地下の手術室へ。
14時15分手術室へ入室。
こわくて、ずっと目をつぶってた。
手術室に入ると、
口内のチェック
体の固定
麻酔科の挨拶など、めまぐるしく動く。
涙が止まらなかった。
こわい。
腕を固定されたあたりで、パニックの症状が出始めた。
心がザワザワしてきて、ヤバイ、と思い始めたころ、口元にマスクが近づいてきた。
だんだんうとうとしてきて、
眠くなる点滴を入れます、と言われたら
一気にグワンと目が回る感じがした。
そのまま眠った。
手術予定時間は90分。
16時には3階の病棟に帰ってきてた。
酸素マスクをつけて、意識が朦朧としてる。
だんだん意識が戻ってきて、
前回の教訓にならって、過呼吸にならないよう深呼吸。
酸素マスクからしっかり酸素吸って、ゆっくり呼吸。
慣れてきたころ、吐き気が…。
前回(甲状腺摘出のとき)は、吐き気はなかった。
それと目がズキズキ、チクチクいたい。
痛み止めの座薬をしてもらって、
吐き気止めの点滴をしてもらう。
すこし息苦しく感じだけど、深呼吸と酸素マスクのつけ外しで乗り切った。
だんだん落ち着いてきたころ、となりのベッドに私の後に手術をした子が運ばれてきて、ずっと、すごく苦しそうにしてた。
苦しんでる声を聞かせないように夫が耳を塞いだけど、なんでか分からなかったから、何?と言って振りほどいた。
となりの子よりは、マシ。
全然、耐えられる。
もう少し、もう少し、そう思いながら耐えて耐えて、ときどき寝てた。
19時30分安静が解除。
看護師さんがきて、起き上がれますか?って。
すごく嬉しかった。
全然喉も渇いてない。
咳き込まないし、タンもでない。
挿管したのかな?って思うくらい。
そのまま歩いて自分のベッドへ。
お水を飲む練習して、すこし水を飲んだ。
動いたからか、吐き気がやっぱりすごくて、自分のベッドに戻ってから2回吐いた。
20時30分落ち着いてきて、すこし眠れるように。面会時間もとっくに過ぎてるので夫帰宅。
このあと、朝まで眠れなかった…。
夜中に1回トイレで吐いたのが最後で、そのあとは吐かなかった。
でも、眠れず。
5時頃までベッドの上で座って、ときおりカクン、と寝る程度。
またすぐ目が覚めて、朝の検温の6時30分まで1時間くらいしか眠れなかった。
体温が37.6℃
すこし高い。
そして8時に朝ごはん。おかゆ、バナナ。
ベッドで食べる。
8時30分眼帯が外れる。
すこしスッキリ!
でもすごく腫れてる。
痛み止めをもらう。
午前中はほとんど寝た。
午後、院長の診察。
マイナス2ミリ。
来週の手術も予定通り。
15時シャンプーしてもらう。
16時30分首から下シャワーをじぶんで。
17時50分37.9℃まで上がった。関節が痛い。
19時アイスノンもらってすこし寝る。
21時30分37.6℃
そのあとは朝までぐっすり。
目の腫れ、内出血、術後の炎症反応?で発熱、嘔吐。
いろいろあるけど、のりきった。
まず1回おわった。
1回できたんだから、次も大丈夫。
次で終わる!!!!
もう少しだけ。がんばる。