バセドウ眼症 2回目の眼科受診
過去記事
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2の記事では、初めての受診でまぶたへの注射。
経過観察で3ヶ月後に再受診をする予定、というところまででした。
そして、まぶたの注射からおよそ3ヶ月後
2019年3月x日、
2回目の受診のため、またしても飛行機に乗り病院へ向かいました。
今回は2回目なので初めての時のような緊張はなく、
場所も分かっているし、
楽な気持ちで向かった。
前回と同様に受付後にすぐ呼ばれ、1階へ案内され、MRIの撮影。
今回の看護師さんは、こころなしか前回よりもちょっと冷たいような…?
なんか、緊張してきた、今日はやばいかも。
と、思っていたら、やっぱり。
どうにか我慢で乗り越えられたけど、
最後の方はパニックの症状が出てしまい、パニックに。
涙が止まらなかった。
だけど本当にギリギリ最後の方だったので、撮影自体はOKでした。
一安心。
撮影を終え、靴を履き替えている時
MRIの順番待ちをしている次の患者さんがいたので、
泣いている顔を見られたくなくて、ずっと下を向いて靴紐を結んでいた。
そこに男性の看護師さん(?)がいらして
淡々と
「次は2階に行ってもらって~、なんちゃらかんちゃら~」
と、一切顔を上げない私へ向かってひたすら喋っている。
気が利かないなぁ…少し休ませてほしい…。
そう思っていたら、案内してくれた女性の看護師さんが慌てて飛んできて
男性看護師さんへ耳打ちをしたと思ったら、
そのまま無言でいなくなった。
女性看護師さんが私の状況を伝えてくれたんだろう。
前回のMRI撮影の際はとても好印象だったので、今回はちょっとショックだった。
そしてなんとか落ち着いてから2階へ戻り、診察の待合へ。
ここで1時間くらい待って、院長先生の診察。
今日は、前回の注射の経過観察だし、
明らかに見た目はよくなったし、特に問題なく終わるだろうと思っていたら
なんとなく、先生の顔が…困っているようなそんな表情に見えた。
結果としては、手術を勧められた。
- まぶたがつり上がっていたのは改善されている
- 追加の注射は必要ない
- 眼球突出の症状が残ってしまっている
眼球突出が残っているという事は、
まぶたの裏の炎症はもう止まっているが、組織が大きくなったままストップしている。
だから、眼が出てしまった状態のまま。
このまま自然に眼が引っ込むことはないし、これ以上出てくることもない。
という事らしい。
炎症が現在進行形で起きている場合は、ステロイドの点滴や注射で治療ができるけど、この状態の場合は”眼窩減圧術”という手術をするしか治す方法はない。
その場合は、全身麻酔での手術。
両目なので2週間の入院。
ただ、これ以上良くも悪くもならないという状況なので、
すぐに手術をした方が良い、というわけではない。
しいて言えば下まつ毛が生まれつき逆さまつげで、
突出したことにより、さらにしたまつげが眼球にささっている状態になっていることがあまりよくない。という事くらい。
もし”眼窩減圧術”をしないのであれば、逆さまつげを治す手術だけでも受けたほうが良いのかも、という状態。
話を聞きながらいろいろと考えた。
また手術…、また全身麻酔…。
眼の手術って、怖い
甲状腺の手術の時みたいに、合併症が出てしまったら…?
でも、今回の手術さえ乗り越えれば、昔の顔に戻れる
たった2週間、人生の中でたった2週間頑張ればいいんだ…
など、ぐるぐるとめぐっていると、先生が
手術が混んでいるので、4か月以上待つかもしれない、
遠方だし、申し込みだけしに来るのは大変でしょうから
いったん申し込みだけして、気持ちが固まったら電話で日にちを決めるようにできるよ、と。
もし考えてやっぱりやめるって思ったら、それも電話でキャンセルしてくれればそれで大丈夫だから、と、言ってくれた。
もうこの時点で気持ちはほぼ固まっていたけど、
お言葉に甘えて、いったん仮の申し込みをさせてもらう事に。
そしてこの日はこのまま別室で入院や手術についての申し込みをして、終了。
数日中に連絡します、といって病院をあとにしました!
つづく